この季節になると思い出すのは、2年前の大晦日に天国に行った
ウェンディというラブラドールの子のこと。
ドナにとっては母のような、父のような(メスなんだけど)大きな存在の先輩犬でした。
私にとっても特別な犬だったのです。15年と6日も長く生きてくれて、今はほんとに感謝してます。
写真は晩年のウェンディです


よたよた歩きになっても頑張ってトイレに行きます
とても丈夫な犬でしたが、13歳頃から肝臓疾患で「腹水」が溜まったり
「痴呆」も少し出始めました…
「痴呆」のわんちゃんを抱える飼い主さんも多くいらっしゃるようです。
ウェンディの場合、それは突然やってきました。
・夜中の徘徊(突然ガバッと飛び起きたりする)が始まり、昼間は爆睡!
・部屋のすき間で身動き取れず、後ずさりが急にできなくなった
・目つきがぼんやりしてきた
・私の言葉に反応しない(おすわり、など簡単なコマンドもダメ)
と、すっかり別の犬になってしまいました。悲しかったです~
悲しいというより、ショックでした。
夜はこちらも全く眠れず、これからどうなることかと正直ぐったりしていました。
病院でも老齢のわんちゃんの治療にはなかなか手だてもないようです。
犬も高齢化ですもの、仕方ないですが、少しでもゆったりとストレスなく過ごして欲しい、と思い
いろんな方に相談したり、ネットで調べたり、ウェンディにいいと思うことをたくさん試しました。
で試行錯誤の甲斐あって効いたのです!
まず、症状が出てからすぐに「DHA&EPA」(不飽和脂肪酸)のサプリメントをあげ、
手作りご飯にチェンジ。特製いわしご飯です。
この不飽和脂肪酸には、血液をさらさらにしたり、神経系の修復をし、
脳の活性化を促してくれるので、人間の場合も老齢になると予防を兼ねて病院でも
処方されているようです。
やってみるものですね。早く対処したのが良かったようです。
これを始めてなんと2日目で夜の徘徊が収まり、
ぼんやりはしているものの穏やかな日常が戻ってきました。
その後は痴呆による生活の困難はなくなったのですが、
その次に私たちを待ち受けていたのは「食事」の問題でした…
そのお話しはまた後日。
わんちゃんの個体差もあるでしょうし、それぞれの場合で状況は違ってくるとは思いますが、
少しでも困ってらっしゃる飼い主さんのご参考になれば、と思います。
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